2025年 11月 19日
画集を楽しむ冬

本屋で繰り返し立ち読みしていた本がありました。
買うか買わまいか・・・
何度めかの本屋で、やっぱり買いました(笑)。
蔵書に加えたかったのは、杉本さなえさんの作品集「Season's Calling」。
2022年から2025年の4年間、カレンダーのために描かれた52作品が収録されています。
黒と赤だけで描かれた、西洋の神話を連想させるこのイラスト。
どこかで目にされたこともあるのではないでしょうか?
私が初めて杉本さなえさんの絵を見たのは数年前、本屋に並んでいる書籍の装画でした。
表紙の絵に惹かれて本を手にとり、奥付を見て初めてお名前を知りました。
各作品タイトルには一文が添えられいて、絵と照らし合わして読むととてもロマンチック。
1枚の絵に込められた想いにも心を惹きつけられます。
杉本さなえさんの絵は一目でわかるほど独特です。
ノスタルジックで、幻想的で、ポエティック。
クラフト色の紙に墨汁の墨と朱で、Gペンの線だけで描かれるのが杉本さなえさんの画スタイル。
ともすれば対立しそうな二色ですが、そのコントラストはとても穏やか。
儚さや静寂をも感じる、神秘性に満ちた作品です。
こちらはポストカード。
赤と黒だけだから、どこに飾っても馴染みます。
1枚の絵だけで、周囲も叙情的な雰囲気に。
作品集は雑誌と違って少しお高いですが、一生モノ。
本屋で葛藤する時間は長いけど、買って後悔したものはありません。
ちぎり絵のセツさんと、クレパス画のマメイケダさんと、杉本さなえさんの「Season's Calling」と。
今月は奮発して三冊。
本屋の立ち読みでは味わえない、画集を楽しむ冬の始まりです^^











