2022年 11月 30日
「黒皮鉄ペイントワークショップ」4日目

長野県からはるばるお越し下さる方がいらっしゃるというのに。
申し訳なさすぎて、到着されるまでハラハラしました。
無事お着きになられてほっと一安心。
長野県から初参加のRさん。
聞けば、学生の頃大阪にお住まいだったとのこと。
前日はその頃のお友達にもしばらくぶりに再会されたという、心温まるお話もお聞かせ下さいました。
このWSが大阪を懐かしんで頂けるきっかけになって本当に嬉しいです(涙)。
で、大阪のどちらにいらしたんですか?
Rさん「枚方市です。学校がそちらだったんで。」
すると参加者Mさんが「え!私も学生の頃枚方市に住んでいたんです!」と。
Rさん「えええ!ちなみに最寄り駅はどちらで?」
Mさん「M駅です」
Rさん「もしかして~大学ですか?!」
Mさん「そうです!!」
なんというミラクル!
RさんとMさん、学年は違いますが、同じ学校の学生さんだったということが発覚。
前回のワークショップでは同じカリグラフィー教室の生徒さんが偶然ばったり。
RさんとMさんが盛り上がっているところに
参加者Kさん「私も以前枚方市に住んでいたんです!」
そして実は私も、親元を離れ初めての一人暮らしが枚方市でした。
この日のワークショップ、5人中(講師含む)4人が枚方住歴あり。
年齢も近い。
もしかすると、当時どこかですれ違っていたかもしれません。
昨日はそんな始まりだったので、もぉ。
出だしから同窓会のような盛り上がりです!
「黒皮鉄は、レッド・ブルー・ブラックがありますが、皆さん何色にされますか?」
そう聞くと「ゴレンジャーみたいやなぁ!」とすかさずツッコミが入ります。
忘年会みたいな走り出しでしたね(笑)。
息もピッタリの共同作業でこの日も順調順調!
30分遅れのスタートなのに、なぜかスケジュール通り。
「皆さん、素晴らすぃ!」
この日は進行係も少し無駄口多め、にも関わらず。
作業スピードはそんなに速くないのに(失礼)なぜ?
手元を見て納得。
「まず空き缶で練習してみましょう!」を忘れて、ぶっつけ本番しちゃってましたね!
練習時間がカットされたことで、30分遅れのスタートがなかったことに。
枚方話ですっかり抜け落ちてしまっていました(汗)!
しかしRさん、よくぞはるばるおいで下さいました。
Rさん「丁度仕事の休憩でショップを開いた時、残席がこの日の一席だったんですよ。」
「神様が残してくれた一席だと思って。」
「えいッ!!とポチりました!」
「今日のお席で本当によかったです!!」
「枚方の神様」が、Rさんをこの日呼び寄せてくれたんですね。
鉄板風ペイントも順調にクリア。
「ナイフで厚塗り術」・「スポンジ押し当ての術」・「表面削ぎ落としの術」
皆さん剥き出しになったギラギラにたいそう感動されます。
Yさん「ハマるわ~!帰りの電車でポチろ!」
Rさん「私は楽天でもう買いましたよ!」
ミニボトルの上部をあえて無塗装にしたRさんの作品。
透明な部分を残すことでエレガントな仕上がりになりました。
紙好きのMさんは今後の作品作りに黒皮鉄を取り入れたいと、持参された紙にも黒皮鉄ペイント。
作品の出来上がりがとても楽しみです!
16時発の高速バスでお帰りになられるというRさん。
カフェを何時に出れば間に合うのか。
デジタル操作が得意なKさんがチャッチャと逆算して下さいましたね。
午前のワークショップが無事終了。
(空き缶練習を省いたので)余裕を持ってお昼ご飯をとることができました。
これが初日だったらRさんは完全にテイク・アウト!!
「ウチな、この時計黒皮鉄ペイントしたいねん!」
初日からそう言い続けている店主。
今のところそこまでの余裕はなし(笑)。
30分ほどシーリングスタンプをされたところで、残酷なお知らせです。
セットしていたアラームが鳴り、Rさんとのお別れの時間がやってきました。
皆で記念撮影をし、全員、名残惜しい気持ちでいっぱい。
また会いましょうね!と、Rさんは急ぎ足でソラカフェを後にされました。
残されたメンバーは、Rさんから連絡があるまでドキドキハラハラ。
出発時間にちゃんと間に合うかな・・・
1時間後、「無事バスに乗れました」という連絡があり、一同ホッ!
よかった、本当によかった!!
バスに乗り遅れたら野宿コースでしたからね(笑)。
6時間前に初めて会ったばかりなのに、まるで旧友のような境地。
もしかするとあの頃、枚方市のどこかで本当に会っていたのかもしれませんね。
紐を引っ張ると中でよく絡むので、蓋は外しました。
蓋付きポットだったのは1日だけでしたね(笑)。
これまでのワークショップで習得した全ペイント術を注ぎ込んだというMさんの作品です。
「pinkoさんスペシャルと名付けました!」
光栄すぎて感謝の言葉もありません!
コラージュだけでなくフレームも紙だけで作られているというから驚きです。
裏面までこのクオリティー!
昨晩23時
「自宅に着きました!」とRさんから連絡がありました。
長野から大阪までの長旅、本当にお疲れさまでした。
皆さんから頂く「楽しかったです」というお言葉は私の方こそで、感謝の気持ちしかありません。
