2022年 07月 26日
大好きな作家・井上陽子さん

大好きなコラージュ作家
井上陽子さんの新刊です。
タイトルは「Ca va, ca vient 」。
フランス語で、意味は「往来すること」だそう。
10年ぶり。
ファン待望の作品集です^^
2011年から2021年まで、井上さんが手がけられた作品が収録されています。
色と形が折り重なったドローイングやコラージュ。
海外路地の壁や窓からインスピレーションを受けるという風景写真。
井上さんの手と目で切り取られた世界は本当に素敵。
この作品集を開いてまず驚いたのは、本に使われている「紙」の多さ。
カバー、見返し、扉、本文の用紙だけでも4種類(?)。
パリっとした鮮やかな色彩がダイレクトに伝わる光沢紙。
クリーム色の用紙に印刷された作品はどことなくレトロでノスタルジック。
印刷紙によって作品のイメージも変わって見えるから不思議。
最後の34ページは裏表の触感が違う、ワックスペーパーのような用紙に印刷されています。
半透明なので前後ページがうっすら透けて見えるのも一興。
ページをめくる度に紙を指ではさみ、すりすりしちゃいます^^
蜜蝋画との出逢いが作品作りのターニングポイントになったという井上さん。
用紙の選定もご自分でされたのかな。
担当されたデザイナーの立古尚子さんと一緒にレイアウトを考えられたようなので、おふたりで?
想像するだけでワクワクする、楽しそうな制作現場です。
作品集で蜜蝋画のお話は記載されていませんがコチラの記事で拝読済み。
これまでに出版された作品集は三冊。
あなたの人生に影響を与えた本は?
そう聞かれたら、間違いなく井上さんの本をあげます。
新しい世界を開いてくれた、バイブルと呼ぶべき井上陽子さんの作品集。
擦り切れてボロボロです。
初めて井上さんを知ったのは倉敷意匠計画室さんとのコラボ商品「マスキングテープ」。
15年前、このマステとの出逢いがなければ、私は今ほど「紙もの好き」を名乗っていないでしょう。
井上さんの作品を商品化してくれた倉敷意匠計画室さんに感謝です!
いろんな雑貨屋さんを巡ってきたけど、死ぬまでにもう1度行きたいと思えるお店は多くはありません。
アチブランチは来年も再来年も行きたい。
ジャジャン☆
実はご本人にお会いしたこともあるんです!
直筆のサイン入り♡♡♡
2008年10月8日
サインしてもらって
ツーショット写真撮ってもらって
この時の記憶は今でも大切に保管しています^^
井上さんは滋賀県ご出身。
雑誌やwebマガジンを読むと、関西弁がたまに登場します。
作品集のエッセイでもおちゃめな表現がポロッと出てきてがかわいい。
作るものだけでなくユーモアな才能もお持ちです。
そしてこの作品集では、本当に自分のやりたいことがわからなく、道に迷った期間のことにもふれられています。
こんなすごい作品を作り続けらている方なのに。
「Ca va, ca vient 」
右往左往しながらご自分の道を歩まれている井上さんの作品集。
コラージュ好き、紙モノ好き、写真好き・・・
全ての人におすすめの一冊です^^















