2021年 05月 12日
画家のアトリエに憧れて☆キッチン壁をDIY

映画「ジャコメッティ 最後の肖像」にシビれ、感化されました。
画家のアトリエに憧れて。
ムラムラしたその勢いで、やり残していたキッチン壁をレッツDIY☆
前回ご紹介したのははここまで。
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今回のターゲットは、キッチン入り口の裏面。
キッチン側からしか見えないし。
キッチンに立つのは私以外誰もいないし。
ここなら失敗しても誰も何も言いますまい。
画家のアトリエ風にやってみよう!
ウィリアム・モリスデザインの壁紙を貼りたい!
けど、高額なので早々に諦めました。
ベニヤ板に貼り付けたのは、A4紙にプリントした「ぶどう」。
塗装する面積によって使い分けています。
漆喰やコンクリート壁,左官職人さんが使用するアレです。
塗料をコテで塗るという邪道な手法ですが、このブログではもうお馴染みですね。
DIYにルールはありません、表現の自由です。
下地をところどころ残してコテ塗りします。
厚塗りは質感にも活かしちゃおうテクニックです。
塗装したベニヤ板を壁に固定しました。
ここで痛恨の、想定外のミス勃発。
ベニヤ板一面に超強力両面テープ(建築用)で紙貼りしたにもかかわらず、紙と紙の境界に隙間ができてしまいました。
白染みづくり(工程1)で紙に水を含ませたことが原因。
紙が水を吸収 → 伸びる
水を含んだ紙が乾燥 → 縮む
繊維が伸縮してしまったのです。
それも、もとどおりにではなく2mmも縮んでしまった。
建築用の超強力テープをもっても止められなかった紙の伸縮現象。
やってみたからこそわかる発見です。
ですが、ここはお得意のポジティブシンキング!
初挑戦の失敗など怖くも痛くもありません。
ミスは「味わい」として処理。
板の継ぎ目だと思えば、フレームでごまかせば、それでよし。
デコレーションで目くらまし作戦です。
ときめかなかったキッチンが、惰性で過ごしてきた賃貸台所が。
部屋の中で一番賑やかな場所になりつつある妙。
2畳の狭小スペースがギャラリーのようになってきました。
壁紙でやれば継ぎ目なくできたことでしょう。
ですが、今回得た学びは次の何かに生かせるはず。
いつも楽観的、前向き思考なのが幸い。
DIYは実験の積み重ね、邪道なペイント手法も失敗からの産物です^^
壁面ペイント、明日に続きます!
