2021年 04月 20日
お金をかけないセルフリフォーム!什器も手作りで!

4月13日
SOLA CAFE リフォー4日目 什器制作の日
リフォーム作業も終盤なのに、この光景・・・
写真を撮りながら不安でしかなかった一週間前。
今となっては最高の思い出です(笑)!
SOLA CAFE は作家さんの商品を委託販売する雑貨屋さんでもあります。
アクセサリーやベビーグッズなど、テイスト豊富な手作り雑貨が目にも楽しい。
クオリティーも驚くほど高く、新商品が入荷したらついつい手にとってしまいます^^
ですが、残念なのは客席やカウンターにも侵入するほどの置き場のなさ。
商品が重なり合い埋もれてしまっているという、勿体ない状態です。
作品の印象はレイアウトひとつでよくも悪くも変わります。
見やすく、選びやすく、手に取りやすく。
今回は商品陳列の見直しを兼ねて、アクセサリーの陳列棚を新しく制作しました。
(キッズコーナーの方には手が回らず)
予算は1万円、制作期間は1日。
リフォームは己との戦い、限界への挑戦です。
あとは色を塗って組み合わせるだけ!!
前回のリフォームでも100均グッズのオンパレードでした
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材料費1000円くらいで作ったアンティーク風扉もそのひとつ。
木製アートフレームをディティールのショートカットに使います。
猫の手も借りたい撒播詰まった状況です。
この日、晴れて店主も電動ドリルデビュー!!
いつでもどこでもDIYのお供は、Black+DECKER の電動ドリル。
これのおかげで製作幅がグンと広がりました!
店主がフレームの留め具を外しているうちにせっせと木材塗装。
アンティークな木材風塗装はこれと決めてます。
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使った塗料
無心です。
半分寝てるといってもいい。
ただの塗るマシーン。
子供椅子とプラスチックバケツ必須。
腰痛、肩こりを最小限に抑えるべくの塗装スタイルです。
さて、ペイントしたパーツを組み立てていきます。
「よっこら・・・しょッ・・・!」
リフォームも4日目になると、かけ声を掛けないと立ち上がれません。
膝に片手を置き、もう片方の手で腰を叩きながら。
店内の光景もよっぽどですが、ウロウロと徘徊する老婆のような二人はもっと怪しく見えたことでしょう。
怪訝な顔で中の様子をうかがう通行人たちですが、気にしている場合ではありません。
「養生の神」から学んだ無口の心得など意識せずとも定着しましたね。
喋る気力さえも失いかけた、そんな時に現れてくれるのが
神!
ここぞという時に頼りになります!
来てくれて本当にありがとう・・・!!
サポートの神!!
「ふふふ・・・何か手伝えることありますか?」
疲弊しきった空気感を女神の微笑みが払拭、貧乏神ムード一色だった場に活気が戻りました。
「フレームを等間隔に貼っていくんですね?」
「ふふふ・・・ちょっと難しい」
「ふふふ・・・全然合わない」
「ふふふ・・・」
楽しくもない雑用を笑顔で応じてくれるサポートの神。
この状況での人手は100万馬力!
サポートの神のおかげで安心してペイント作業を続けられます!
棚板はアンティークブラウンに着色、表面だけ白く塗ってフレンチシックな雰囲気に仕上げました。
使った塗料
平均年齢45歳(笑)。
腰痛必至のかがみ作業、全員子供椅子着席で自分を労ります。
再び会話にも華が咲き始め、和やかな作業雰囲気になりました。
天板と底板はもともと陳列棚に使っていたもので、こちらをベースに設計しました。
DIYは無駄なく無理せず、自分自身が楽しむことが大切です。
自分だけのその密かな楽しみを、今回どこに盛り込んだかというと、
「え~!引き出しだと思ってた!」
お客さんにもそう驚いて頂いたのは・・・・・
ハンドルは引き出すためではなく、持ち上げるためのもの。
引き出しに見せておいて、実はパタパタ扉のだまし絵風なのでした^^
木板は軽量の桐材を使用し、微力でパッと持ち上げれるようにしました。
扉は180度開きます。
今まで表に出ていた商品箱や袋、在庫の管理などもここに納めて頂きたい!
また、ラックの奥にはコンセントが隠れており、配線目隠し対策も考慮しました。
棚下の脚を付けたのはそのため。
電力が必要な時は棚下の隙間から延長コードを引き出して使います。
店主の性格や動作をこれまで側で観察し、私なりの最善を尽くしました。
こちらに並ぶ商品のほとんどはイヤリング(ピアス)。
黒やグレイの板の上にも乗せて検証しましたが、アクセサリーは白棚が映えるという結論に至りました。
アンティーク風ペイントした木板に角材を取り付けて陳列台の上に設置。
陳列台と2段棚は固定せずに積み重ねた簡易構造です。
4本脚では不安定なのでは、天板の反りもどうなのとお思いのことでしょう。
ご安心ください。
木板に固定した脚は補助的なもので、棚板はしっかり棚受けが支えています。
棚受けは木板の左右と中央に固定したので、木材の反りもなく保てるだろうというダブル効果の企みです。
棚受けも壁と同じ色でペイントしたので悪目立ちしません。
こちらの主役は商品、作家さんのアクセサリーを最大にアピールするのが目的です。
什器は作品を並べるだけでなく、商品の魅力を引き立ててこそ。
什器の色と形は最小限にセーブして。
捨てられていたもの、譲ってもらったもの・・・
ペイントすればどんなものおしゃれに生まれ変わるんです!
閉店するお店から譲ってもらったという冷蔵庫も古い扉も。
アイデア次第で素敵に大変身!
さて、いよいよ明後日はリニューアルオープンの日!
ディスプレイに片付けに掃除に、やることはてんこ盛りですが、弱音を吐いている暇はありません。
己の限界を栄養ドリンクでごまかしながら、この日帰宅したのは23時。
店主と常連客がカフェ一軒をまるっとセルフリフォーム!
明日はペイントリフォームでグレードアップした NEW SOLA CAFE の全貌をお披露目したいと思います^^
