2019年 04月 11日
挑む素人DIY集団☆「壁塗りは『ローラ作戦』で!」

素人DIY集団による「カフェリフォーム」レポも今日で3日目。
・序章
前置きが長くなりましたが、いよいよ今日からウォールペイントハウツーをご紹介していきます!
壁面ペイントの要になるのがこちら
「ペイントローラー」。
メンバー誰もが初めて使うので、材料揃えは手引き書どおりのものを、ホームセンターコーナンにて。
・バット
・ペイントローラーセット
・刷毛
・マスキングテープ・マスカー
バットとローラーがセットになっているローラーキットは500円ほど。
スポンジの大きさは何種かありますが、小回りのきくスモールサイズが使いやすかったです。
壁面塗りのレインコートは必須。
レインコートのサイズは、小柄な方でも「Lサイズ」がおすすめです!
袖や丈が短いと全身カバーしきれないので、露出部に塗料が付着してしまうのです。
この日「Mサイズ」を選んだメンバーは泣きを見ることに。
見栄を張らず、「Lサイズ」を選びましょう!
まずはbeforeの写真をご覧下さい。
カフェの入り口すぐ、三畳ほどの窓際コーナー。
普段は4人掛けのテーブルと椅子があり、撮影会などのイベントにも使われるメインスペースです。
オーナーからは喫茶店風の窓枠と、味気ない白壁を明るく変えたいとの要望。
キッズフォトブースにも使うスペースとのことで、選んだカラーは
・ミシシッピリバー
・アーバングレー
ミシシッピリバー単色だと濃く感じたため、アーバングレーを1対1の割合で調色しました。
窓枠や境界ラインは刷毛で予め塗っておきます。
こちらの担当は、何でもそつなくこなす「ゆかさん」。
ペイントローラーを上下に滑らせ、あっという間に壁下が塗り上がりました。
刷毛でしか壁面塗りをしたことのない私には衝撃の光景。
そのスムーズでスピーディーなペイント力にびっくりです!
なんで今までローラーを使わなかったんだ・・・!
完全に塗料が乾いたらマスキングテープを剥がします。
テープを密着させて貼ったはずなのに、壁紙の凹凸にそって滲みが出てしまいました。
そんな時に頼りになるのが・・・
雑貨作りでも重宝する工作板。
工作板はカッターで簡単にカットすることができるので、ごまかしデコレーションにもぴったり^^
境界をカバーしながら立体感を持たせてくれる優れものです。
バルサ、桐、檜、木材によって値段は変わりますが90cm(長さ)が50円~300円で揃います。
ホームセンターコーナンにて。
壁を塗り終えたら次のミッション、昭和時代を彷彿させる「喫茶店風」の窓枠です。
こちらは「オーガニックコットン」をベースにアンティーク調に仕上げました。
汚し加工に使ったのは水性ウッドステイン(チーク)。
水で薄めたステインをスポンジにふくませて上から垂らし、余分な水分をウエスで押さえるようにして拭き取ります。
昭和モダンな窓枠がフレンチなアンティーク調に大変身!
ドライヤーをガンガンあてながら塗ったので、所要時間はわずか1時間ほど。
before
after
壁の半分を塗っただけでも雰囲気が大きく変わりました!
オーナーの希望どおり、キッズフォトイベントもできる明るい空間に^^
壁面に使った塗料は200mlボトル2本。
上から下までの全面塗りは手間がかかりますが、腰壁のようなハーフ塗りだとあっという間!
DIYで大切なのはやる気だけ、勢いです!
ゆかさんはわずか1時間ほどでこの面積を塗り上げてくれました!
次にカメラを向けたのは、キッチンと奥室の仕切り壁。
こちらはゆかさんの愛息、りひとくんが担当してくれました。
おばちゃんたちが気付かないような隙間も細かくチェック。
長身を活かし、高い位置の端っこをスイスイ塗っていくりひとくん。
絵になるわ~!
コンセントカバーは外し方が誰もわからなかったので、仕方なくマスキング。
なんたって、素人DIY集団ですから(笑)。
わからないことだらけだけど、大事なのは行動力!
端っこ塗りを終えたらここからが早い早い。
ペイントローラーです~いすい。
あっちもこっちもで「ローラー作戦」決行中!
母子でなんと手際のよいこと!
よそ見しているうちにあっという間に塗り終わっていました。
使ったカラーは「ブルームーン」。
大人シックで素敵な色です^^
こちらはキッチンカウンターの下のL字壁。
実はこちらに「2人掛けのカウンターテーブル」を設置したいというオーナーの希望が。
素人集団にそんなことができるんか!?
って思いましたね?
それがなんと
できちゃったんです!
オーナー絶賛「カウンターテーブル」レポはまた後日。
L字壁はテクスチャーメディウム「モルタル・コンクリート風」を使いました。
面積が広いので450mlを4本。
ドロリと硬質なメディウムはスプーンで掻きだして。
練り漆喰のような質感です。
バットに移し、ペイントローラーでまずは下地塗り。
上品なライトグレイの壁ができあがりました。
塗料を乾燥させた後はいよいよ「コテ塗り」。
左官職人になったつもりで左右にコテを滑らせます。
実は一番苦労したのはこのコーナー。
壁紙が塗料を吸い込んでしまい、なかなかコンクリートの風合いが出ません。
厚塗りしたはずなのに翌日にはフラットな状態に。
黒をベースに塗って塗布するべきだったのか?
捨て板を張った方がよかったのか?
飲食店の壁だから?
一時は途方に暮れた素人集団ですが、切り替えも早い。
「このグレーめっちゃいいやん!!」
失敗だと思われたコンクリ風は、素敵なグレイとして採用されました。
L字壁はツートンペイントで。
コンクリート風の隣に使ったカラーは「ブラックペッパー」。
無彩色な組み合わせでクールに仕上げました。
カフェの奥はお子ちゃま連れにも好評なソファー席。
腰を下ろすと3時間は立てなくなる危険ゾーンです。
今回のペイントで一番広い面積は「ゆっかちゃん」と「あいちゃん」が担当。
地味な作業をふたりで根気よく頑張ってくれました。
使ったカラーは「アーバングレー」。
pm 3:00
ペイントリフォーム終了!
こどもたちのお帰りの時間までに、見事ウォールペイントすることができました!!
担当コーナーを各々が完璧に仕上げてくれたおかげで、仕上げは楽チン!
あとはデコレーションペイントしていくだけ!
before
after
100均グッズで「アンティーク扉」作っちゃいました!
ミルクペイント for Wall でペイントDIY!
材料費わずか数百円!
明日は「アンティーク扉」の作り方をご紹介します^^
