2018年 11月 28日
牛乳パックと美術部

ウキウキしているおチビさんとは対照的なのが、中学・高校生三年生の学生さん。
進路のかかった大事な入学試験シーズン。
受験生を持つお母さんたちもハラハラですね。
親も子も気持ちが落ちかない進学受験。
20年以上も前のことだけど思い出すのは・・・・・
毎晩母が用意してくれる23時の「お夜食」♡
うどん雑炊だったり、おにぎりだったり、ピザトーストだったり・・・
23時になると部屋に運ばれてくる、本日の「お夜食」。
そのレパートリーは実にさまざまで、このお夜食のおかげで私は受験地獄を乗り越えられたような気がします(笑)。
ピリピリしている日には父も参戦。
(多分母に無理矢理させられていた)
母はお夜食担当、そして父は真夜中に応援団長のパフォーマンスを。
父と母の温かい支えがあり、翌春には花の大学生になっ
・・・たところで
半年後には大学をやめて「編集学科」のある専門学校に行きたいというんだから・・・
なんと親不孝な娘なのでしょう。
最初から専門学校に進んでおけば・・・。
そう思うと悩ましい子供の進路問題。
来年は高校受験の娘ですが、彼女も(息子も)私に似て勉強嫌い。
興味のあることに没頭するタイプなので専門学校向きなのですが、娘の夢は袋詰め職人。
・・・果たしてそんな専門学校は、就職先はあるのだろうか。
そんな子供の将来を考える親の気持ち、子知らず。
美術部部長に任命された娘は今はそれどころではなく、部活動のアイデア出しに奮闘中。
「ママ、何かいい案ない!?」
「そんなのお茶の子さいさいよ~!例えば牛乳パックなんてどう?」
「部費も必要なし!先生も大助かりだわよ~!」
「カッターでスパッと切断できちゃうんだからストレス解消にもいいわ!」
「ついでにかまぼこ板のカッティングマットがあれば完璧よ!」
「下部はすでに箱状になっているけど、開口部も閉じれば箱型になるんだから!」
「1本の牛乳パックで箱が2個できちゃうなんて、嬉しいじゃなぁい?」
「2本の牛乳パックがあれば、4個の箱ができちゃうわけよ!」
「だからあなたたちが大好きなペン立ても自分で作れちゃうわよ!」
↓
「これは3本の牛乳パックで作ったマルチスタンド 。」
「 こっちは牛乳パックで作った貯金箱ね 」
「牛乳パックが1本あれば簡単スグデキ! 」
「ママはペイントしちゃうけど、お絵かきが得意なあなた達なら画用紙に好きなイラストを描いて、巻き付けるってのはどう?」
「きっと可愛いペン立てが出来ると思うけど~」
「 ママはガーデニングに使っちゃいます! 」
使った塗料
・ミルクペイント(ピスタチオグリーン・ダストメディウム)
・ミルクペイントforガーデン(ミルクティーグレージュ・バタークリーム)
「鉄製っぽいスタンドも牛乳パック1本でできちゃう!」
使った塗料
写真左
・ミルクペイントforガーデン(モルタルグレー)
写真右
「100均の造花を水性ウッドステインで染めてパックにあしらえば、ホラ!」
「カットしたドライフォームを入れてドライフラワーを差し込んでもいいわ!」
「牛乳パックだってかまぼこ板だってトイレットペーパーの芯だって!」
「美術部のアイデア出し、ママもワクワクするわ~!」
「やっぱりあなたには芸術の道に進んで欲しいけど、まずは高校に行かなくちゃ・・・!」
「美術部も大事だけど、今は期末テストのことを考えてちょうだ~~~い!!」
期末テストに進学受験、この時期の学生さんは大変だ。
テスト勉強に苦悩する娘を見ながら、二度と勉強はしたくないと思う母なのでした。
