田舎暮らしの魅力は数えきれないほど多いのですが、
地元の新鮮な野菜を味わえるのもそのひとつ。
産地直送どころか
採りたてそのままです。

畑仕事が趣味だった祖母が大切にしていた野菜畑で
子供達は今晩のおかずを採ってくるように
ばあばに命ぜられました。
↑これはチシャ。
大阪ではなかなか体験できない野菜の収穫は
子供たちにとって学びを兼ねた自然遊び。

これは水菜。

これは何の葉っぱか分かりますか?

正解は人参です。
葉付きの人参は近くのスーパーで売られていないので、
こども達の目には新鮮に映ります。
人参の葉っぱって食べれるの?
もちろんです!!

この葉っぱは何だと思いますか?

よいしょッ!

正解は大根でした^^
大根葉も余すところなくいただきます。
大根は今が旬!

さて こちらは ・・・

ママの足が埋まっとるけん!
って
失礼な ~~~ =3

おもしろ野菜が見られるのも田舎暮らしの特権。
大根も人参もカブもとっても個性的なんです^^

子供達が収穫した晩ご飯の野菜たち。

徒歩1分の畑だけど、根菜は重たいので
自転車に載せて家まで運びます。
子供の頃は億劫でしかなかったこのお手伝いですが、
今となってはありがたき幸せな経験。
夏は塩を持って畑に向かい、もぎたてのトマトや
キュウリをかじっておやつに食べました。
スイカもいちじくも毎日食べ放題。
薩摩芋やじゃがいもの芋掘り、
紫蘇の葉積みは一番嫌いなお手伝いでしたが、
今思えば本当に贅沢な食育を受けさせてもらいました。
田植えや稲刈りも間近で見ているのに、
小学生の時、社会のテストで田植えの時期を秋と
書いたことで母が嘆いたことは今でも忘れません(笑)
農家の孫なのに ~ って
今では笑い話^^
素晴らしい環境で育ててもらったのに、
先のことばかりに夢中で勿体ないことしました。

都会暮らしに憧れた田舎育ちの私とは逆に、
大阪育ちの子供達は田舎暮らしに憧れています。
当たり前の大切さに気付くのはたいてい
その当たり前を失ってしまってから。
当たり前の幸せを大事にしなきゃね^^
今も昔も変わらない田舎の光景が、
そう教えてくれているような気がします。