2016年 03月 23日
検証☆塗装剥げの悩みを解決!
ガラスやプラスチック、アルミなどに塗装した時、
皆さんこんな経験ありませんか?
水に濡れて塗膜がべろりと剥げてしまったり、
爪や何かの角で塗装が擦れてしまったり、
折角綺麗に塗れたと思ったのに、
ガックリです。。。
木材や繊維はそんなことはありませんが、
塗料が定着しない素材は
ちゃんと塗れたように見えても定着が弱いので、
簡単に塗装剥げしちゃうんですよね。
私も何度うっかりガックリしたか数知れません。
このブログにもそんなご質問をよくいただくので、
今日は持っておくと便利な
塗装前の下地剤をご紹介します^^
塗装前のこのひと手間があるだけで
簡単に塗装剥げを軽減できるので、
お悩み解決です!
まずひとつめはコレ☆
↓
DIY される方なら一本は持っておられるであろう
塗装前の素材にムラなくシューッ=3
吹き付けるスプレータイプのプライマーです。
乾くと接着剤が固まったような状態になります。
この塗膜が塗料の密着をよくしてくれるんです。
私は臭いのある塗料やスプレーが苦手でなので
これは勝負時にしか使いませんが、
効果は絶大です!!
そしてもうひとつオススメなのが
コレ
↓
モウモウさんのイラストパッケージが可愛い
ターナーミルクペイントシリーズの
マルチプライマーです。
こちらは筆で塗るタイプ。
乳白色でサラサラ、嫌な臭いもありません。
なんなら、モウモウさんイラストと
ミルク缶のフォルムにつられ、
つい飲んでしまいそう。
子供の手の届かない場所での管理が厳守です(笑)。
下地液を素材にまんべんなく塗ると、
ミッチャクロンマルチと同じように、
薄い塗膜ができます。
この膜が素材と塗料とを密着させる、
接着剤の役割を果たしてくれるんです。
あとは
この上にペイントを施すだけ。
・ミッチャクロンマルチ(株式会社染めQテクノロジィ)
・マルチプライマー (ターナー色彩株式会社)
・定着剤なし
定着剤を塗ったもの2種と、
定着剤を塗らず直接塗料をのせたもの、
このみっつの違いを検証してみます。
まずは下地剤を塗らず
そのまま塗料を塗った容器。
ほんの少しの摩擦でいとも簡単に
塗装が剥げてしまいます。
カリカリぽろぽろ、
まるで卵の殻のよう。
(写真上)マルチプライマー(ターナー)
(写真下)ミッチャクロン(染めQ)
塗料がしっかり定着しているので
爪で擦ったくらいではびくともしません。
金属で何度もこすらないと剥げないくらい、
頑固に密着しています。
次は表面を水で濡らして水分を含ませ、
塗膜を柔らかくして削ってみました。
(写真上)下地剤なし
塗膜がふやけるわ剥がれるわ
もうボロボロです。
(写真下左)ミッチャクロン(染めQ)
とっても頑固です。
さすがミッチャクロン!!!
(写真下右)マルチプライマー(ターナー)
ミッチャクロンほどのしがみつきは
ありませんでしたが、
簡単に塗膜剥がれることはありません。
以上の実験からも明確なように
定着剤を使うと使わないとでは、
塗料の密着度が全然違ってくるんです。
今回2種の定着剤
ミッチャクロンマルチ(染めQ)と
マルチプライマー(ターナー)を
ご紹介しましたが、この他にも色々あるので
塗装剥げにお悩みの方は是非お試しください^^
例えば師匠がラジコンの塗装に使っている
やつなんかも強力だそうですが、
私はシンナークサイやつが苦手なんで、、、
今日ご紹介した2種をオススメします^^
見た目は同じだけど・・・
ふとした時に、