2015年 01月 20日
絵
今いただいているお仕事の締め切りが迫ってきました。
とてもやりがいを感じ、忙しくも楽しい毎日です。
子供の頃から絵を描くのが大好きです。
今はパソコンという便利なツールがあるけど、
アナログでしか出せないニュアンスがあります。
バナナだってかぼちゃだって
手書きの方がかわいい場合もあるんです ^
もうよぼよぼのおばちゃんだけど、
子供に負けないくらいお絵かきが大好き ♪
だってわたし、
漫画家になりたかったんだもの!
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25 年前に描いた漫画がでてきました。
去年の実家帰省の時、屋根裏の大掃除をした母が
「 いるものあるならもっていき 」
と懐かしい子供時代のものを出してくれたんです。
18歳の時に家を出ましたが、
実家にはたくさん自分の記録が残っています。
少女時代に描いた漫画や日記、
プリクラ帳や友達と授業中に
回した手紙なんかも全部とってありました。
その頃から 「 捨てられない 」 ひとだったんです。
実家には私の小学校時代からの教科書やノート、
通知表などなど、記録という記録が全て残っていました。
大人になった時また見れるけんね、
とその時の思い出を忘れないように
大切に取っておいてくれていた懐かしのものが沢山。
母も
捨てられない人なんです。
捨てるのもったいないけん。
と私の中学校の体操服を着て
畑仕事をしたりね ( 笑 )
使えるものはとことん使うし、
簡単にものを手放さない。
断捨離が苦手な私の原点は、
間違いなく、母なのです。
そんな母が最近テレビ番組の影響を受け、
小学校時代からの教科書ノートを処分するというのです。
もう捨ててしまうけん、いるもんあったら
大阪に持っていかんかい。
そう言うので、こちらの自作漫画を持って帰りました 。
( さくらんぼさんに見せてやろうと思ってね ^^ )
小学5年生の頃にお友達と交換日記で
漫画を書いたのが、はじまり。
内容は
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ホラーです。
これは「もうひとりのわたし」というタイトル ( 笑 )
怖いですね ~ 。
双子の妹が事故で亡くなり、
姉を恨んでさまざまな呪いをしかけてくるという
世にも恐ろしいホラー漫画です ( 笑 )
こんな恐ろしい漫画を小学生の時に書いていただなんて、
精神状態がよっぽどおかしかったのかしら。
これは 「 探検旅行殺人事件 」 というサスペンス漫画。
金田一少年の事件簿のような、
犯人捜しのストーリーになっています。
高校生の主人公3人組が探偵クラブで
依頼された事件を解決していうという
さもありがちな内容です。
犯人捜しの途中、メンバーのなみちゃんが
犯人に殺されてしまい、事件は高校生の手に
おえるものでなくなり、最後には警察も登場します。
でもクライマックスは、
なみちゃんの敵!と、
主人公が犯人の頭を石でかち割ります。
( えげつない描写なので、こちらではお見せできません )
25年ぶりに読みましたけどね、
もう笑いがとまりませんでした。
でも本人( 当時小学6年生 )は
将来はバスケットボールの選手か、漫画家か、、、
本気の本気で悩んでいました。
中学生になった頃から、少しずつ
雑誌の編集者になりたいと思いはじめるわけですが、
今のさくらんぼさんくらいの時は、
漫画とバスケットと。
青春時代はそのふたつでした。
でもね、漫画家になるにはお金がかかるという
小学生には厳しい現実があったのです。
バスケは体ひとつでできますが、
漫画を描くには
道具が必要だったのですよ。
例えばスクリントーン。
今は100円ショップでも手に入りますが、
25年前は文具屋さんに行かないと手に入らず、
しかも高い。小学生のお小遣いではなかなか買えないので、
畑仕事を手伝ったりしながら
10円20円と貯金をしながら
1枚1枚買い足していました。
コミックのコンテストに応募するために少しずつ
買い溜めていたのですが、結局応募する前に、
描く時間もなくなりやめてしまいましたけど。。。
普段描く漫画に使うのは勿体ないので、
なんちゃってスクリントーン ( 笑 )
手書きでドットを描いたり絵柄を足したり。
そんな貴重な貴重なスクリントーン、
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今でも大切に持っているんです!
25年前のもの!
( 捨てられないッ )
おどろおどろしいのや ・・・
トキメキの乙女柄とか ~。
少女時代の思い出の品なのです。
これは25年ものなので、
あと75年もすればアンティーク。
さくらんぼさんにバトンタッチしますよ。
やっぱり捨てられません。捨てなくてよかった。
だって
思い出すことができるんです。
その時のそれを見ると、
懐かいあの時代にトリップできるんです。
さくらんぼさんと同じ年の頃、
私はホラー漫画家になりたいと思っていた。
25年前の自分の描いたものを久しぶりに見て、
その頃の風景が懐かしくよみがえりました。
スクリントーンを買ったお店はまだあるのかしら、
漫画友達(今でも親友だけど)と
オキシドールで髪の毛先を少しだけ脱色したこととか、
爆風スランプの「耳たぶ」(←知ってる?)で大爆笑したこととか、
このホラー漫画が25年前のあの時に
連れてってくれたのです。
ああ、やっぱり残しておいてよかった ( 笑 )
写真を残したり、日記を書いたり、
絵や物を捨てずに取っておいたり、
その時を形に残しておくと、
思い出せることが多いんだよ。
これはきっと、母から学んだこと。
やっぱり断捨離はむいてないね。
ある人 ( ライターKさんだけど ) が言ってたの、
「 断捨離って、1文字1文字が全部悲しいね 」
それを聞いた時、
やっぱり、無理に手放すのはやめようと思いました。
一時は断捨離熱が上昇していましたが、
今はやっぱり、
残しておくといいことあるね。
そう思います ^^
今日はお仕事の話からこんなくだらない
身の上話のようになってしまいましたが、
明日はもっとくだらない
どーでもいい記録を懐かしんでみようと思います。
暇つぶしに、どうぞ遊びにいらしてください ^^