2011年 07月 07日
【番外編】 アンティークの作り方
皆さんこんにちは☆ pinko@旦那 です。
またまたすっかり日が空いちゃってすいません・・・ m(_ _)m
というのも、訳あってDIYのオーダーが山積み状態で、
連日深夜まで黙々と作業をこなしております。 ↓

何作ってるかとか、その辺は pinko さんが機会をみて
紹介してくれると思うのでここでは割愛させて頂きますが、
もうね、とにかく最近本当に何かと忙しい。。。
仕事もDIYも超〆切が迫っているし、そんな時に限って
車検とかあるし、自宅のパソコンは壊れるしで
本当に対応するのが精一杯の状態です(汗。
そう、車検で思い出したけど今回車検の見積もり行ったら
「どうしても車検に通らないところがあります。」
って言われたんです。
こりゃまたお金がかかることかなと思い戦々恐々と
作業員さんに聞いてみると原因はこれ ↓

これ何か知ってます?? 「ナンバー封印」ってやつです。
ナンバーが勝手に外されないようにこのキャップみたいなので
ナンバーを封印してあるんですけど、この封印が
何者かによってがっつり外されてた!!
多分ナンバープレートを盗もうとしたんだろうけど、
僕の車は別途 「ナンバーロック」 がしてあるので、
封印を解いてもナンバーが外れないんです。
だから封印だけ先に取ったはいいけど外れなくて、
結局盗むのをあきらめたって寸法だと思います。
しかし、この封印がないせいで車検が通らない・・・。
「再封印」をしないといけないんですが、再封印は
陸運局の管轄で、当然陸運まで行かないとやってくれない。。
遠い&時間かかるし、しかも陸運局は平日しかやってない!
・・・・この忙しいときに実に困る。
皆さんもこのような悪戯には十分お気をつけ下さい。
そう、先程の車の写真ですが、この車は現在
我が家で乗っている車ではありません。
これは僕が独身時代~結婚当初まで乗っていた車で
「プジョー」 っていうメーカーのものです。
ちょこっとだけ紹介しますね♪ ↓

写真向かって左側が以前僕の乗っていたプジョーさんです。
お名前は 「PEUGEOT 306 xsi」 っていいます。
たまたま駐車場で新旧のプジョーが並んだのでパチリ☆
後ろ姿はこちら ↓

知ってる方は知ってると思いますが、こう見えても外車です(笑)
遠くヨーロッパはフランスの車。
僕は車が大好きで、幼い頃からミニカーやらラジコンやら
に親しんでいたわけですが、この車を見たときはもうね、
脳がビビビってなった。
完全に恋に落ちた。
あのピニンファリーナが手がけた美しいフォルム、
FIT 、 Vitz よりちょっとだけ大きいサイズの車なのに
排気量が2000ccもあって、燃費はリッターあたり
5kmも走らないというフランス生まれならではの
気品あふれる贅沢さ。 しかもハイオクw
極めつけは機嫌が悪いとすぐ動かなくなるし
本当に機嫌損ねると自ら自害して破壊するという
気難しさを持ち合わせた、車好きにはたまらない
ある種の魅力が満載の車でしたw
年間修理費は約50万円くらい。 3年乗れば修理費だけで
新車が買えるだろって思っていてもそういう問題じゃない。
乗ってて本当に楽しい車なんです☆
こんな車ですが、pinkoさんといろんなとこにお出かけしたり
旅行行ったりした思い出もいっぱい詰まった車でした ♪
え? 今は何乗ってるのって??
輸入車?? ないないないない!
それだけは二度とないわw
日本に住んでるのに国産車乗らない理由がないw
安心と信頼、世界最高品質の MADE IN JAPAN !
本当に日本車は作りからして全然違う。
どこをとっても品質では輸入車を遙かに凌駕してますわ^^
でも、今の車もちょっと一風変わった珍しいデザインで、
これまたとってもお気に入りでぞっこん LOVE (*´ェ`*)
いつまでも大事に乗りたくなる、そんな車です☆
さて、またいきなり話が脱線しておりますが、
今日は先日の記事でご紹介した 「DIYドア」 について
似たようなご質問をいくつか頂きましたのでこの場にて
回答もかねてちょっとだけ作り方等をお見せ致します。
似たようなご質問とはこの2つ。
Q1 : 「このドアは市販のドアをリメイクしたの?」
Q2 : 「窓枠の外側のアンティークな感じは塗装でするの?」
ではまずコチラを見て下さい ↓

これ「ラワン合板」っていいます。俗に言う「ベニヤ板」。
これが今回のドアのベースになっております。
つまり、市販のドアをリメイクしたのではなく、
イチから作った っていうことになります。
で、Q2のご質問の方については多分この部分 ↓

ここの部分のテイストの出し方?みたいなものを
聞かれてると思うんですが、塗装といえば塗装ではあります。
ただ、その他様々な加工を入れており、ここだけで2~3時間
かかっている割と手の込んだところになりますので
その作業工程をちょこっとだけご紹介致します。
まずは下地作りから。 ベニヤにステインを塗る ↓

次に、ステインの上からグレー系の塗料をポツポツと垂らす ↓


↑ こんな感じ。 あまり深く考えないで適当に、且つ
やりすぎない程度に垂らしていきます。
これ、塗るのと違ってぷっくりとしたふくらみが出来るのが
後々ポイントになってきますので乾くまで
そのままじっと我慢して待ちます。
乾いたら次は僕の必殺技の出番! 「爆弾塗り(笑)」 ↓


ボンバヘッ!♪ ボンバヘッ!♪ (←古)
刷毛にたっぷりと塗料を付けてドカーン!ドカーン!
って感じに爆弾塗りをしていきますw
ここは下地の部分なんで、いろんな色をつかっても面白い。
爆弾を摘便投下したらすぐにボロ雑巾などの布を使って
塗料が乾かないうちにトントンと拭き取る ↓

↑ そうするとこんな感じの超ジャンクなテイストになるわけ。
これも拭きすぎると逆にNG。 なんでもそうだけど
中庸(ちゅうよう)って言葉の通り「やりすぎず、やらなすぎず」
っていうのがポイントです。
で、塗料が完全に乾いたらこれまた僕の必殺技
「カスカス塗り」 で全体を塗装する ↓

カスカスって感じで先程塗った下地と、ベニヤの木目が
完全に消えてしまわない程度にうっすらと塗ります。
その後は粗目や細目の紙ヤスリを使って
摘便表面を削り、ポツポツ垂らした下地の塗料や
ベニヤの木目、爆弾塗りの部分を活かしてあげるんです。
ポツポツ塗りのぷっくら感はここで活きてくるってわけ。
で、ここまでが塗装による作業なんですが、
塗装だけではどうしてもちょっと不自然な感じで、
こんな感じのジャンクなアンティーク感は出てこない・・・。 ↓

そこで登場するのがこれ ↓

「漆喰(しっくい)」 です。 これを左官でうっすらと
塗っていくんですが、この 「うっすら感」 がまた難しい。。
これも中庸の心がけってのがポイントです。
その「漆喰」をあてた状態がこちら ↓

どうです? これがたった2~3時間で4~50年くらい
時間を経過した感じを創出するテクです ☆
このあと、これでもまだ漆喰と塗料や木目が
不自然に馴れ合っているので、更に塗装やヤスリがけ
で自然なアンティーク感になるよう調整していきます。
そうするとこんな感じのスーパージャンクな
アンティーク感が出来上がります^^ ↓

こういった手のかかる工程を経て、今回のドアの
ジャンク&アンティーク感は作り出されています。
まあ、この辺も含めましてその他の作業工程については
機会を見てウッディ達が紹介してくれると思いますので、
その時にまたご覧頂ければと思います m(_ _)m
さて、今回はpinkoさんの実生活的な部分では
なくって申し訳なかったのですが、まあほら、「車」ってのも
滅多にブログには登場しないものだから、
これも 「知られざる実生活の一つ」 ってことでw
お!今日は七夕(7/7)ですね!!
・・・ってことは新しいパソコンも今日発送のはず!
これでようやく我が家のPCが復活します^^
今回のパソコン不調により、長い間皆様には大変ご迷惑を
おかけしましたが、新しいPCが届き次第順次
自宅に届いているメールの返信をしていきます(←pinkoが)
のでお待たせしている方々には重ねてご迷惑をおかけしますが
今しばらくお待ち下さいますようお願い申し上げます。
さて、次回からはお待ちかねの pinko の更新となりますが、
今後とも pinko のことをどうぞ宜しくお願いいたします。
末筆ではございますが、パソコンの故障でブログの更新
もままならない中であるにも関わらず、毎日大変多くの
皆様に足を運んでいただき、本当にありがとうございました。
厚く御礼申し上げます m(_ _)m
ではまたお会いできます日を楽しみにしております。
皆様、本当にありがとうございました ☆
pinko@旦那
