2011年 04月 03日
ブログジャック☆第4話
お~い、バズ! ちょっと手伝ってくれよ!
バ 「手にノコギリなんか持って、一体どうしたんだウッディ!?」
いや、あまりにもTAKUMYが毎日
真剣に作業してるから、僕も手伝ってあげようと思って。
バ 「そうだな、TAKUMYにしては珍しくちゃんと毎日作っているな。
よし、ウッディ! 私も手伝うとしよう!」
OK! じゃこの板をノコギリでカットするからバズはしっかりと
押さえておいてくれないか?
バ 「了解だ保安官! ・・・・こんな感じでいいか?」
そうそう! そのまましっかり押さえといてくれよ~!
じゃ、カットするぞ!
せ~のっ! それっ!!
!!!!!!!!!!!
!!!!!!!!!!!!!!
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
うわあああああああああああああ
たたたたたたたた大変だあーーー!!
bズ 「ふぇrwf4えrつjれqtjq0ぺr9」
だだだだだだだだだ、、大丈夫かいばばばバzズ!!!
バ 「だだだだd大丈夫なわけないdろ!!」
おおお、おーいソルジャーのみんなー!
スクランブル、、スクランブルだ!ちょっと集まってくれ!!!
兵全員 「集合完了!」
ばばばbバズの手がとれちゃったんだ!
おねがいだ、、助けてくれよ!!
兵1 「落ち着いて下さいウッディ大佐。
バズ少佐は 「おもちゃ」 でありますから、
そんなにあわてなくても大丈夫です!」
・・・あ、そうか! 僕たちはおもちゃだったんだ!
兵1 「ではこれより修理を開始します。」
ガチャガチャ・・・ウイーーーン
兵1 「修理完了!」
・・・・はぁ~よかった~。一時は本当にあせったよ。
バ 「それは我が輩のセリフだ!ちょっと手伝おうとするとすぐこれだ。」
ごめんよバズ。そんなつもりじゃなかったんだ。
バ 「まあとりあえずちゃんと直ったことだし、
このことはもういいから今日の記事を進めてくれ。」
よし、わかった。じゃ気持ちを切り替えて昨日の続きからスタートだ☆
じゃ今日はまず、この 「背板」 から作っていくよ ↓
そういえばここは 「大きい板がないから無理だろ?」
って話してたとこだけどこれ、どうするの??
匠 「まあ見ておくんだウッディ。ここにはこの
赤松の端材を使うことにするよ。」 ↓
パイン集成材より薄いんだね。
それに天然板だから、フシとかもあってなんだかとっても木目がキレイだ☆
匠 「そうだろ! 背板の部分は、正面から一番目に入るところだから、
こういう木目がきれいなものを使おうと思ってね。」
でもTAKUMY、この板なんだか反りが
激しい気がするんだけど大丈夫?
匠 「そう、それがこの赤松のような柔らかい板の最大の難点なんだ・・・。
まあ、これについてはまた後日話すよ。」
OK! で、これをどうするかというとまずはジグソーで全部の板が同じ
長さになるようにカットする。そのあと、板の側面に建材仮止め用の
強力な両面テープを貼る。 ↓
そしたら、次に板同士を連結するように貼り合わせていく ↓
貼り終えたら、さっきジグソーで
カットしたところがまっすぐになるようにヤスリをかけていく ↓
次は前回同様、ステイン塗装を先に済ませておく ↓
うわー、やっぱり天然の板は木目が本当に綺麗だね!
TAKUMYが赤松を使った狙いもこの木目の美しさのためなんだ。
さあ、いよいよ次からはお楽しみの「組み上げ作業」 に入るよ!
まずは昨日作った棚板をこの背板に固定する ↓
こんな感じでがっちりとね!あ~! なるほどなるほど!
こうすれば短い板だけでもこんな風に大きな面積を
作り出すことが出来るんだね!
でも、これまだ両面テープで仮止めしただけの
状態だから、とてもじゃないけど「背板」としての強度が全然足りない。
この板同士の接続には、他の棚板部分をうまく使ってくっつけていくんだ。
固定にはクギではなくて 「ネジ」 を使う。
クギでは接着強度が全然足りないからね。
ネジはこんな風に入れていく ↓
このネジを入れてる場所は
棚の「背面」とか「底面」とかの部分だから、
完成時に、正面や横から見ても一切見えない場所だよね。
こういう見えないところには遠慮無くどんどんネジを打ち込んで
家具自体の剛性を上げるんだ。
そういう風にして、バラバラだった
「背板」 同士をくっつけていくんだ!
ちなみに今回使ったネジはこれ ↓
細軸のコーススレッド。
これはなんといっても安いし、しかもこのネジにはちょっとした
ヒミツがあるんだ。そのヒミツってのがこれ ↓
ネジの先っぽに 欠けたような彫りが入ってるのが分かるかなあ?
この 「彫り」 が実にいい仕事するんだ!
このネジは、直接木に打っていっても
この彫りの部分が先にネジ穴を自分で彫っていってくれる。
それによって、ネジ径の下穴が出来るから、
木にそのまま直接ネジを打っていっても
木が バリって割れてしまうことがないんだ!
ちなみに、木に下穴を開けずに直接ネジ打ちした場合はこうなる ↓
ね、便利なヤツでしょこれ!
じゃ、このネジを使ってどんどん他の板も固定していくよ! ↓
横板はこれでよし!他の棚板も同様に ↓
なんとな~くカタチになってきたね!
ネジを家具の見える部分に打った場合はこの「木工パテ」ってやつで
ネジ穴を埋めてしまう ↓
使い方はいたってカンタン!塗って、ヘラでのばすだけ~♪
本気でキレイに穴埋めする場合は
3~4回くらい 「塗る → のばす」 の作業を繰り返す必要があるよ。
まあ、ネジを見えるところに打たないってことが一番の理想なんだけどね。
よし!残りの棚板も一気に組み上げるぞ! ↓
中板をくっつけて天板も最後に接合する ↓
よ~し! これで組み上げの部が終了だ!!
心配だった背板も、これでもうバッチリガチガチにくっついてるよ。
バ 「お~! 我が輩が描いたデザイン画
通りに出来上がってるではないか!
ここまでがすべて端材だけで作られてるとは驚きだ。」
そうだねバズ。 思いのほか本当にしっかりと組み上がっているね。
明日はいよいよ最終塗装と引き出し製作だ!
あとは生かすも殺すも仕上げ次第!なんだか楽しみになってきたよ ☆
じゃ、みんなもこの飾り棚がはたしてどんな風に仕上がるのか
期待して待っててくれよな!それじゃ、また明日~♪
ア~ディオース!!
つづく