2010年 08月 21日
ブログジャック 第3弾
みなさんこんにちは!pinko@旦那です。
猛暑の週末になりましたがいかがお過ごしでしょうか?
帰省中のpinkoから1日に何枚も何枚も
子供達の写メールが送られてきます。
もうpinkoは ぽんたさんにメロメロのご様子☆
つい1週間ほど前まではなんとなーくしか
目が見えてない感じだったんだけど、
今はしっかり見えるようになったみたいで、
あやすと笑うしで本当に可愛くて仕方ないらしいw
よく「男親は女の子が可愛い」っていうけど
女性は逆に男の子の方が本能的に可愛くみえるんかな?
まあなんにしろもうすぐご一行様が帰ってくるんで
成長した姿を楽しみに待っているパパでした☆
さてさて、今日は写真がいっぱいあるから記事も超長いよ!
ちょっとコーヒーでも今のうちに用意して見た方がいいかもw
じゃ早速今日はまずこの写真みてプリーズ↓
見ての通り、これはベランダです。
あーそのー、今pinkoさんがいないんで
僕が毎日水やりがしやすいようにレイアウトとか
メチャクチャになっててその辺見苦しいけど許して。
で、今日はこのウッドデッキの作り方を
ポイントを押さえながら一気にご紹介します!
ちょっともう1回さっきの写真を見て欲しいんだけど、
見ての通り下に敷いてる「すのこ」
みたいな部分をよーく見てみて↓
まあ、いつものように「ネジがないでしょ」
っていうのが今回は言いたいんじゃなくて
これ、端から端まで1本の板で作ってあるんです。
長さにして約3m!
これにはもちろん訳があって
例えば、小さい「すのこ」を何枚か買ってきて
並べたとすると、お風呂とか玄関とかで
経験ある人も多いと思うけど、
上を歩くとその「すのこ」の歪みと
床自体のコンクリ歪みのせいで
カタカタと音がするし、すぐにすのこの位置が
ずれちゃったりしちゃうでしょ?
言われてみると「あ!」って思い出した人も多いのでは?
だからここは作るのも運ぶのもかなり面倒にはなるけど
「端から端まで継ぎ目なく1本の板」
にはこだわる必要があるんです。それともう1つ。
使う木の材質にも注意が必要。
普通は外に置くものだし、人が上を歩くものだから、
環境に耐える「材質が固い丈夫な木材」
ってのをイメージしちゃうでしょ。これ実はNG。
固い木材、例えば檜とかパイン材みたいなのとかを使うと、
その木材自体の固さのせいで
床とスノコの間に隙間ができるんです。
床にしたって、ベランダみたいなコンクリの場合は
人間がコテ塗りしてる以上、
どうしても100%水平にはなっていないんです。
そんな凸凹のある床に、カチカチの固い木材置いたら、
そりゃ隙間くらいできて当然ですよね。
そうなると、上を歩けばまたカタカタの音が
でてしまうってわけです。
ちょっと長くなってしまったけど、
じゃ何がいいかっていうとおすすめはこちら↓
これ「赤松」っていいます。
ちょうど板の端っこ持ったら釣り竿みたいに
ちょっとだけしなる柔らかさがあります。
しかも激安!
幅10cm・厚さ1.5cmくらいの板で
100円/1mくらいのコストパフォーマンス!
これウチでもいろんなものによく使います。
この赤松、いくら柔らかいっていっても
そこは建築用木材だけに、
適度な堅さと耐久性があります。
ウチのベランダももう3年くらいになると思うけど、
全くどこも異常なく使ってるから
僕もけっこう信頼&好んでこの板使ってます。
で、これをどうやって組むかっていうとこちら↓
↓ここから先は上の画像を振り返りながら見て下さい。
まあ見てもらえば分かる通りだけど
いくつかポイントがあるとすれば
まず「底板」の間隔。
これが広すぎると「上板」が人間の重さに
耐えられなくなってヒビ入っちゃう。
かといって間隔狭くすると、せっかくの
赤松の適度な弾力性がなくなって
「カタカタ」音発生装置に変身してしまう。
なんでも適度さってのが大事なんです。
ちなみにウチの場合は確か50cmくらいにしてた
ような気がします。(←かなりうる覚え)
あとは「底板を敷く方向」。
ベランダは、それこそ水をガンガン流して
掃除したりするから、その流した水や泥なんかが
ちゃーんと「溝」に流れるように
「溝」とは垂直に並べないと絶対だめです。
それからあとは「使用するネジ」。
これはさっきも言ったとおり
水をガンガン使う以上はサビに強い
「ステンレスネジ」を使うことをお勧めします。
これちょっと高いけど、サビてしまうと
その「サビ跡」がコンクリ床に染みついてしまって
シミがとれなくなってしまうのを未然に防ぐためです。
特に賃貸はこんな錆跡が残ったら大変だから。
さて、結構字ばっかしで長くなってきたけど、
こっからは実践編いくよ!
じゃまずはネジの打ち方から。まずはよくやる失敗例↓
これはネジを直接打ってしまったことによる
とてもよくある失敗例です。
まあ、誰しもが必ず一度はやるやつw
ネジの場合は太さがあるので、直接木材にネジを打つと
こういう風にパリッと木が割れちゃうんです。
これを未然に防ぐためには予めネジの太さより
やや小さい穴をドリルであけておいてあげるとOK!↓
こんな感じ。
これにネジを入れれば絶対にパリッといくことはないです。
ただ、今回のウッドデッキの場合はもう一工夫必要。↓
さっきの穴が3mmだったんだけど
これにさらに8mmの穴を合わせて
こんな風に2段溝を作ってあげるんです。
ちなみに上に写っているのが8mmのドリルビット。
で、これにネジをいれるとどうなるか?↓
こんな感じで一段奥にネジの頭が埋まってしまうわけ。
そしてこの後はこいつの出番↓
バスコーク!
これはよくお風呂のタイルなんかの隙間を
埋めたりするのに使います。
いわゆる「目地剤」ってやつ。塗って固まるとこんな感じに↓
触るとちょうどスーパーボールみたいな感覚
これをさっき作った溝に注入します↓
これで万事OK!ウッドデッキの場合は再三言っている
「防錆対策」ってのがとても重要になってきます。
特に僕の場合は絶対に表にネジを出したくないので
どうしても裏からネジを打つことになります。
そうするとこれまたどうしてもネジの頭が
コンクリの床と接してしまうので、
可能な限りこのような対策をして
錆を出さないようなひと工夫が必要なんです。
どうですか?こんな簡単に作れそうなデッキ一つでも
結構考えなきゃいけないポイントってあるもんでしょ!
デザインはもちろん、使用条件や使用場所などによっても、
また考えるポイントは変わっていきます。
この「考える」ってのもDIYの楽しみの1つ。
みなさんもどうぞこういった割と簡単なものから
DIYをはじめてみて下さい。
意外とはまっちゃうかもよw
いやー、今日は実に長かった。。
こんなに書いたの大学のレポート以来だよw
今日は長々とお付き合い下さってどうもありがとう!
では、また第4段で元気にお会いしましょう。